TEMIの英語教授法
生き生きとした英語活動
TEMIの英語教授法は、創設者のヘリーン・ジャーモル・内田が日本で2万人以上のEFL(English as a Foreign Language)生徒と接し、英語学習上の熟練度、長所、短所や学習形態等を観察することによって、発展させてきた教授法です。TEMI英語教授法の基本は、教師が生徒を尊敬するということにあります。教師が生徒に敬意をもって接すれば、生徒もまた、教師にその尊敬の念を返すようになります。そのような関係性があってはじめて、何ものにもまさる真の学習が生まれるのです。
TEMI教授法は、外国語を話すのに消極的になりがちな日本の生徒が、英語のやり取りを自信を持ってできるよう、テンポ良く進める方法をとっています。レッスンはウォームアップを始めとして、自己紹介、ロールプレイ、ペアワーク、フォニックス、TPR(Total Physical Response=全身反応教授法)、なぞなぞゲーム、読み書き、グループでの英語のやり取り、リスニング、毎月の聞き取りテスト、自由ワークブック、日記、創造的な宿題、黒板の活用法、カリキュラム編成に至るまで、個々の特性とニーズを考慮した上で、生徒が取り組みやすい課題で構成されています。
TEMIの活き活きとした独創的な教授法は経験の多い少ないにかかわらず、日本人、外国人の枠を超えて多くの先生方が学び、授業に取り入れて成功を収めておられます。この教授法は就学前のお子様から成人に至るまで、英語を外国語として学ぶ(EFL)あらゆる年代の日本人を対象に作り出されたものです。公立・私立学校の大きなクラスでも、英会話学校の小さなクラスでも同様の効果があげられます。
TEMI創始者:ヘリーン・ジャーモル・内田
英語専攻の学士号および修士号を取得。アメリカ・ギリシア・日本の中学・高校において教師経験あり。TEMIの創始者であり、リトル・アメリカの校長でもあります。国内主要都市で開催された英語教育関係の研究会にゲストスピーカーとして講演を行った経歴を持つほか、西南学院大学、福岡女子大学、福岡教育大学、筑紫女学園大学、テンプル大学ジャパン(福岡)でも教鞭を執る傍ら、ジャパン・ニューズ (旧デイリー読売)『Primary Advice』の英語教育コラムを17年にわたり執筆していました。新しい英語学習法であるチャレンジ・ブックシリーズやRIC出版から発売された『マイ・ハイスクール・ライティング・ジャーナル』と『マイ・ユニバーシティ・ライティング・ジャーナル』の著者でもあります。 最新作である「子どもの国際力を育てる 英語の庭」(岩崎書店、2020) では幼児に英語の種を撒く意義について述べており、日本の英語教育はもっと『体験的』であるべきだと考えております。
ヘリーン・ジャーモル・内田の経歴と功績
- フロリダ、タンパ大学にて英語学士号取得
- ニューヨーク、C.W.ポスト大学院修士号取得
- ホフストラ大学、ストーニー・ブルック大学、英語課程卒業
- コートランドステート大学、国防教育法連邦政府奨学金で言語学修得
- 東京においてタイムライフ社の英語講師
- 東京において日米青年交流についてライオンズクラブゲストスピーカーとして講演
- 桑原前福岡市長の委託を受けて福岡市のいきいきレポーター
- 福岡においてRKB放送局のテレビモニター
- 福岡においてニューホープのゲストスピーカーとして英語教育について講演
- 福岡においてロータリークラブの国際化についてのパネリスト
- 福岡においてライオンズクラブゲストスピーカーとして国際結婚について講演
- 福岡県のゲストスピーカーとしていじめについて講演
- 九州沖縄サミットシンポジウム・ゲストプレゼンターとして小学校における英語教育について講演
- 福岡県の小学校英語シンポジウム・ゲストプレゼンターとして講演
- 福岡の小学校における3年間の英語パイロットプログラムのディレクターを務める
- LATEM教師トレーニング協会創設者
- NPO TEMI 英語教授法研究会創始者
- アメリカン・センターにて子供たちのための英語教材についてのゲストスピーカーとして講演
- サンシャイン・クラブ ボランティア団体創設者
新聞・雑誌・書籍特集
- 2つの異なる文化をもつ家族
- NHKイングリッシュマガジン
- LOOP マガジン
- FUKUOKA マガジン
- 毎日デイリーニュース英字新聞
- ジャパンタイムズ
- 朝日イブニングニュース
- Japan for Kids
- 東京ジャーナル
- オックスフォード大学出版ニュースレター
- ELTニュース インタビュー
- ジャパン・ニューズ (The Japan News)
- 西日本新聞
- 読売新聞
TEMI理事長:内田 壮平
2008年より、福岡県議として12年間の務めを終え、正式に理事長として内田壮平が特定非営利活動法人英語教授法研究会(TEMI)に加わりました。これはTEMIにとって素晴らしいことです。なぜなら内田壮平は行政から見た英語教育というものや教育予算のことに見識があり、福岡県の文教委員会の委員長も務めたことがあるからです。それに加え、海外に住んだこともあり、日本人にとってどれだけ英語が大事か、身をもって経験しています。
また、内田壮平が日本語でのメインプレゼンターになりますので、日本人のTEMI会員にとりましては喜ばしいことです。もちろん英語でのトレーニング・プレゼンテーションはへリーン・ジャーモル・内田が行いますが、その際も内田壮平が日本語でサポートに入ります。プレゼンテーションを受ける際には日本語と英語の選択肢があることになります。
内田壮平の経歴と功績
- 福岡県立修猶館高校学校
- 国士館大学政治経済学部卒業
- 早稲田大学社会科学部卒業
- ギリシアのアテネにて1年間柔道を指導する(英語とギリシア語)
- デンマークのコペンハーゲン、アメリカのロングアイランドで、ゲスト教師として柔道を指導する(英語)
- 大和塾(柔道・合気道)塾長兼教師、柔道7段、合気道初段
- 株式会社リトル・アメリカ(英会話・英語教材・翻訳・通訳)代表取締役兼教師
- 福岡県議会議員を12年間務める。その間、文教委員長、国際空港委員長をそれぞれ2年間務める
- 特定非営利活動法人英語教授法研究会(TEMI)理事長
- サンシャイン・クラブ ボランティア団体理事長